誰もが銀河からこぼれてる

光っても、光らなくても、そこにある

24.4.22 わたしの薄さ

 体調がどうにも悪い中で睡眠外来と精神科に行く。精神科の主治医がお休みで代診の先生だった。

 精神科でのカウンセリングで、ここ数回は様々なアプローチから様々な話をしているのだけど、ここにきてわたしのしんどさの核心めいたものに触れてしまった。わたしは、わたしの都合や意思をちゃんと把握していないのではないか。わたしというものが実際はかなり薄いのではないか。その補助線は、わたしのしんどさのかなりの部分の手がかりに十分だった。

 ぼんやりと、そうだったのかとつぶやくように家に帰った。つれあいはわたしの顔を見るなり「よく帰ってきたね」と言った。冷蔵庫の中には、スーパーで買ってきてくれた杏仁豆腐があった。


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