誰もが銀河からこぼれてる

光っても、光らなくても、そこにある

24.4.8 忘れてたけど6年

 朝、Googleフォトから「あれから6年」という通知が来る。なんだろうなと見てみたらつれあいとの初デートの日に食べた平和園*1のあさり炒め*2の写真だった。初デート、すなわち付き合い始めた日である。そうだったかとつれあいにLINEしたら「花祭りの日だからそうか」と返ってきた。二人とも見事に忘れていた。

 帰宅後、冷蔵庫を開けるとケーキの箱があった。つれあいに送ったLINEのことも忘れていたので、はて、今日はなんの日フッフー*3と考えて気がついた。交際記念日だった。つれあいは昼休みに家に帰ってくるんだけど、そのときに買ってきてくれたのだった。優しいつれあいが買ってきたショートケーキは、とても優しい味だった。

 ここ最近、自他境界だとか推し活についてぼんやり考えていたところにド級のnoteを読んでしまった。自他境界がぼやぼやになりがちな人間としていろいろと思うところがあったんだけど、これをホラーと言い切れる人もそれはそれで怖いな、と思った。

 少し前、某球団の元チアの子がSNSを始めたんだけど、チアのころからずっと追っていたので嬉しくてアカウントをフォローした。彼女のアカウントにアップされる投稿からは、彼女がかわいくてスタイルがよいという情報以上のことを得られなかった。はて、わたしは彼女の何が知りたかったんだろう。かわいくてスタイルがよい以外の、何を知りたかったんだろう。わたしは彼女に何を求めていたんだろうか、彼女は彼女でしかないのに。

 思わず「はて?」を日記に書いてしまうくらい虎に翼が楽しい。らんまんもブギウギも楽しくて虎に翼も楽しくて嬉しい。

*1:名古屋の駅西銀座にあるおいしい街中華。歌人が集まりがち

*2:このあさり炒めのことは短歌に詠んである

*3:©午後は○○おもいッきりテレビ