誰もが銀河からこぼれてる

光っても、光らなくても、そこにある

週日記 2026.6.22-6.28

6/22(月)

有休を取って婦人科と睡眠外来とメンタルクリニックに行く。

婦人科でがん検診の結果を聞くとネガティブだったので安心する。最近だるかったり、手足は冷えるのにのぼせたりする話をしたら甲状腺とホルモン量と貧血の検査をすることになった。また婦人科に結果を聞きに行かないと。

お昼を食べ、空き時間にネットカフェにこもって写真データの整理をする。最近撮った写真がいっぱいあったので、整理する時間ができてありがたい。そうこうしているうちに睡眠外来の時間になる。

睡眠外来では起きても眠いという話をした。診察で話していて気づいたのだけど、朝起きたときに「よく寝た」と思って起きたことが10代前半のころからない。昼寝のほうがよっぽど寝た感がある。次の日のことを考えて緊張状態なのでしょう、と言われ、そりゃ身体にガチガチに力も入るな、と納得する。ちなみに朝の眠気は季節気候的なものによるところが大きいそうだ。

移動するバスの中でどきどきする出来事があったので、メンタルクリニックの前にファミマでコーヒーを飲みながら休んだ。この日回したなつかない猫のガチャガチャがかわいい。

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クリニックの待合室でもどきどきする賑やかさで、耳栓の上にノイズキャンセリングヘッドホンをつけて順番を待った。カウンセリングではずっとつらいことについて話し、ぐったりと疲れてしまった。話すことで整理して受け止めるためとはいえ、つらいことについて話すのはしんどい。診察では「なぎささん本当によくがんばってる」と労ってもらった。

薬を受け取り、家に帰ろうと地下鉄に乗ると通勤客でいっぱいで、まあカウンセリングでふらふらだけど座れないよね、と思っていた。そしたら、たまたま近くに座っていた欧米系の方がわたしのヘルプマークを見て「どうぞ!」と席を譲ってくれた。最寄り駅の近くまで、なんだか涙が止まらなかった。

 

6/23(火)

カウンセリング疲れなのか、起床即頭痛だった。だるいけど休むほどでもないか、となんとか会社まで行く。

通院後のフォロー面談で、上司に「しんどそうなこともあるけど、全般的にすごく表情が明るくなったよ」と言われる。うれしい。今はもしかしたら気持ちが上がりすぎないように身体がだるいのかもしれない。

帰り道でもやっぱりだるくて、帰宅してから横になっていた。定時退社してくれたつれあいがにんにくチャーハンを作ってくれた。

うちにはわたしが以前買ってきたサボテンの寄せ植えがあるのだけど、つれあいが「ウチワサボテン倒れちゃったよ」と言う。見ると根腐れしていたのでなんで?と思いながら取り除く。つれあいに聞くと、陽に当てる日は毎日水をやっていたらしい。前に週1って言ったはずなんだけどなあ、と思っていたら、今年育てている大葉と混ざったらしい。サボテン根腐れ事件をめぐり、我が家ではひと悶着あった。つれあいがメルトダウンしてしまうとき、どうしたらいいんだろう、と毎回途方に暮れる。

つれあいが落ち着きを取り戻したので、二人で最後のさくらんぼを食べた。

 

6/24(水)

家の近くのコンビニ受け取りにしたドアラさんのプラモデルを受け取ること、それを楽しみに仕事を乗り切る。

昼休みに長く編んでいた棒針編みのスカーフを編み終える。伏せ止めまではできたのであとは糸処理だけ。セリアのレピというスパンコールきらきらな糸を使ったのだけど、水通しすると1割縮むと書いてあったのでどきどきする。長めにしたけど巻けなくなったらどうしよう。

先週修理に出したカメラの見積もりメールが来た。覚悟していた予算よりうんと低い金額だったので即答でお願いする。この金額で大好きなGR2が直るならなんてことはない。あとはどうか無事に直ることを祈るだけである。

こむぎこをこねたものというLINEスタンプをずっと買っているのだけど、新作がリリースされたので友達と送り合う。これは長らくこねものスタンプ新作の儀となっているのであった。

 

6/25(木)

はてなブログアプリの通知が鳴り止まない。こんなことはあまりないんだけど、と思って見ていたら編集部おすすめブログにピックアップされていた。はてなブログの隅の隅で細々と書いている日記をこんなに読んでもらえることがあるとは。じんわりとうれしくもあり、それゆえの戸惑いもあった。読まれ慣れてないがゆえの戸惑いというか。

先日、大曽根を一緒にフォトウォークしたひろこさんが写真をまとめてくれていたので、わたしも大慌てで写真置き場のnoteに写真をまとめる。

note.com

わたしは病気の関係で旅行をすると体調が変化しやすく、旅行は好きなのにあまり行けずにいるのだけど、近いところでもこんなに楽しく写真は撮れるものだと改めて教えられた気持ちだ。

 

6/26(金)

東海短歌アンソロジー『歌の種』に「果物の国」という連作で参加しているのだけど、その中にこんな歌がある。

低気圧に眠ることしかできなくてきょうはそれほど生きてなかった/岡田奈紀佐

この歌のような1日だった。どうにか仕事に行って帰ってきてごはんを作って食べたものの、そのあとずーっと横になっている。台風が近づいているのだ。つれあいも低気圧に弱いので、二人して横になってぐでんぐでんになっていた。スマホを見ることすらできないくらいめろめろで、一時は風呂キャンセルの話も出たけど、汗かいたしなあということでアイスを食べることにしてどうにかお風呂に入った。アイスとかゼリーで釣ってお風呂に入ることが多い我が家である。特にわたしがお風呂をめんどくさがるのでこうなってしまった。入ればすっきりするのだけど、起き上がるのがつらいときはつらいのだ。

 

6/27(土)

台風は明け方に遠ざかったらしく、起きる頃には雨が残っているくらいだった。低気圧もすこし落ち着いたので、着替えて支度して家を出る。イーブルなごやのフェスティバルの中に糸紡ぎ体験があると知り、編み物から糸紡ぎにも興味を持っていたので、せっかく体験できるならと行くことにしたのだ。

雨のせいか糸紡ぎ体験の方は他にはおらず、ほぼマンツーマンで糸紡ぎを教えていただけた。手紡ぎはスピンドルを使う方法と紡ぎ車を使う方法とがあって、スピンドルでの紡ぎをやってみたかったので、試すことができてよかった。YouTubeでの予習を思い出しつつ、スピンドルを回して羊毛に撚りをかけていく。編み物とはまた違う部分の頭と身体を使っていくのが新鮮で、すっかり没頭してしまった。スピンドルを買うときの目安の重さや、平日にもワークショップをやっているというお話を聞く。いつか手紡ぎの糸で綴じたZINEを作れたらうれしいな、という野望が生まれた。

帰宅してお昼を食べ、手紙を書く。夜は黒川の喫茶 青時雨さんの積ん読解消会に行く。数年積んでいて、最近頭から読み直し始めた町屋良平さんの『坂下あたると、しじょうの宇宙』を持っていった。コーヒーを飲みながらの1時間の読書タイムが終わり、気づいたら100ページほど読んでいた。クライマックスだった。気になって読書会のあともお店に残り、最後まで読む。現代詩がテーマのひとつなんだけど、日ごろ短歌や川柳を書いているわたしにもびしびしと伝わるものがあった。一気に読んで頭が疲れたので、シナモンシュガーのフォカッチャを追加で頼んでしまった。

糸を紡ぎ、手紙を書き、本を読み終えた1日。さすがに帰り道は情報量過多で頭がぐるぐるしたけど、それすらも心地よかった。

 

6/28(日)

前日に書いた手紙を出し、バスに乗って図書館に行く。少し離れた図書館にスピンドルでの手紡ぎの本があるらしいのだ。バスに乗って、スマホを家に忘れたことに気がついた。さっき家で調べていた帰りのバスの時間を頭の中で探すと無事に見つかった。もし思い出せなくても図書館に掲示なりなんなりしてあるだろう。無事に本を借り、図書館の掲示でダイヤを確かめ、予定通りのバスに乗って帰ってきた。スマホがなくてもなんとかなるものだった。

午後は関東に住む友達とTeamsを繋いで編み会をした。彼女とはときどきこうして編み会をしている。わたしは編みかけで放置してしまった靴下を編んでいた。片足は編めているのだけど、もう片足を放置しすぎてどこから手を付けていいのかわからず、やみくもに編んでほどいているうちにKeepメモに先に編んだ片足の目数や段数をメモしておいたことを思い出した。思い出してよかった。そこからはすいすい進み、かかとを編んでマチをつなげて足の部分まで進めることができた。友達にはニカゲームがおもしろいよと勧められた。だらだらだべりながら数時間編み物をするのは楽しい。久しぶりにこんなに集中して編み物したな。

 

 

週日記 2026.6.15-2026.6.21

6/15(月)

朝、急にお腹が大暴れして家を出るのにバタバタしてしまい、家にmanacaを忘れてきてしまった。日本のだいたい真ん中だから、名古屋市交通局と名鉄の交通系ICはmanaca。きっぷを買ってる時間がないと絶望しかけたけど、お財布の中にもしもの時用のぴよりんTOICAが入っていることを思い出し、いつもの時間の地下鉄に乗ることができた。

ハードコンタクトを使っているのでよく目が乾く。ソフトサンティアという目薬を愛用しているのだけど、この日は昨日つれあいが川原泉先生の『笑う大天使』を読んで泣いていた姿を思い出して乗り切った。わたしが中学のときに少ない小遣いで買い、読みすぎてぼろぼろになった文庫を読んで泣いていた。わたしは当時流行りの漫画ではなく、すでに文庫になっていた川原泉作品と佐々木倫子先生の『動物のお医者さん』を買って読み込んでいたのだけど、四半世紀を経てつれあいが読んでいるので不思議な気持ちだ。『笑う大天使』の三人娘みたいに世の中からはぐれた三人で固まって過ごしていた中学時代だったけど、パートナーとおもしろさを分かち合う未来があるなんて思わなんだ。あのころは自分が結婚してるなんて思わなかったし、そもそも40を過ぎて生きてるとも思ってなかったな。

 

6/16(火)

先週分の日記を更新しながら、突然「1週間は7日で奇数なのに、日付にすると偶数日から偶数日までなんだな」ということに気がついた。急に落ち着かなくなった。共感覚だとか執着とまではいかないけど、わたしは数字を気にするタイプの人間だ。野球を観に行くとスクリーンの情報をくまなく読み、生年月日を気にしてしまう。ドラゴンズ岡林勇希の生年月日なんて2002年2月22日ですよ、気持ちよくないですか。

つれあいがイマZINEの出店料を払ってくれた。つまり、8月11日のイマZINEに出ます。名古屋で行われるZINEの即売会です。

 

6/17(水)

朝、GR2をコンビニから修理会社へ送る。修理会社へ問い合わせたら「まずは送ってみてください」とのことだったのだ。GRが入手困難かつ値上げされる中、腹を括って修理に出すことを決めた。GRシリーズはわたしが写真好きになった原点のひとつだから。

最近、Instagramアプリの挙動がおかしいので再インストールしてみたら、通知は来たけど受信箱に見当たらなかったDMが生えてきてびっくりした。無視したみたいになっていた。申し訳ない。

夜、妹からLINEビデオ通話の着信がある。山形からさくらんぼ届いたよーありがとうー!ということだったけど、甥ちゃんたちにビデオ画面を乗っ取られてしまい、シール帳を見せてくれたり、仮面ライダーやウルトラ怪獣を見せてくれたりした。お返しに近くにあったぬいぐるみやプロ野球トミカやタローマンのガチャガチャを見せたりした。タローマンに会ったことがあると言うと「いいなー!」と妹に言われた。弟の双子が遊んでいる中で「宿題やってー」と言われて遊べない兄がちょっと不貞腐れていて、長子はそういうものなんだよね……としみじみする。

ビデオ通話のあと、妹が最近母がLINE返さないんだよねと言っていたので、実家にもさくらんぼの話をしがてら電話をする。普通に出た。LINEの通知音が鳴らないらしいので今度設定に行かなければ。いきなり「いつまで今のところでお仕事するの?」と訊かれてびっくりした。やっぱりまだ母との折り合いがつかない。

突然の家族交流でぐったりと疲れてしまった。予告があればまだ大丈夫だったんだけど。

 

6/18(木)

土曜日にあじさいフォトウォークに行く予定なので、暇があれば天気予報とにらめっこしている。せめて午前中は小雨で耐えてほしいところ。

夕方、作品集を委託で置いてもらっているOZONE ZINEのインタビュー収録のためにフェア開催中のギャラリーへ行く。途中、商店街の朝日屋さんを見ると看板はなく、中の冷蔵ケースも棚もきれいに片付けられており、「閉店しました」の貼り紙があった。昔からあるサンドイッチ屋さんで、遠い昔に一人暮らししていたときも、今も、たびたび買っているお店だった。映えとか盛りとかではない、シンプルで安心できる味のフルーツサンドやベーシックなおかずサンドイッチたちも、優しい店主のじいちゃんも、店内にはいなかった。体調不良の貼り紙はあったけど、そんな、と思いながらインタビューに向かった。

インタビューでは思ったよりするっと話せた、ような気がする。緊張して少し早口になったりもしたけど、緊張しいのわりには言葉に詰まることはなかったと思う。どこかで聞く機会があれば聞いていただけるとうれしい。

インタビューを終えて家に帰ると、地元情報を収集発信しているInstagramアカウントの投稿がつれあいからシェアされていた。朝日屋さんのことだった。一人になって急に寂しさが押し寄せてきて思わず涙ぐんでしまった。最後に食べた3月のサンドイッチの写真がGoogleフォトにもAmazonフォトにもなくて、GR2で撮ったはずなのに、と焦った。食事後にパソコンを出してHDDの中を探すと、最後に食べたサンドイッチの写真が残っていた。

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ハムレタスサンドと、マロンクリームあんサンド。マロンクリームあんサンドは黒糖パンでサンドしてある。もう食べられないサンドイッチのことを思い出しながら、撮ってあってよかったとも思った。

 

6/19(金)

うきうきで会社まで一眼レフを持っていき、仕事を終えてそのまま大曽根に向かう。この日は蛇口ひろこさんとの夕方フォトウォークだったのだ。

note.com

ひろこさんは短歌の友人でもあるし写真の友人でもあるのだけど、フォトウォークはまだしたことがなかった。フォトウォークしましょうよーと言っていたら、大曽根行きたいですとひろこさんからの申し出があったのだ。大曽根はわたしの地元からほど近いところで、近いからこそあまり撮ったことがなかった。だけど、ひろこさんと一緒にカメラを構えてみると、意外といろんなものが見えてくる。一番小さくて軽い中望遠の単焦点オールドレンズを付けていったからかもしれない。GR2が入院中だからこそ撮れたんだと思う。

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ひろこさんが撮ってくれた、大曽根にたたずむわたし

喫茶はじまりさんで夕ごはんを食べ、つれあいも合流して大曽根を撮り歩く。朝日屋さんの前を通るときはやっぱり寂しい気持ちになった。

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月のきれいな日だった。写真を撮る者同士で歩くと、撮りたいものを撮りたいように撮って、気楽に歩けるのがうれしい。立ち止まったり行方不明になってもお互いさまなのだ。

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次は徳川園までお連れしたいところ。

仕事帰りにこんな楽しみ方ができるなんて、昼が長い季節ならではだと思う。ひろこさん、ありがとうございました!

 

6/20(土)

あいにくの雨。だけどこの日はオトナ写真部camellのお出かけである。名駅で待ち合わせて、基幹バスで茶屋ヶ坂公園のあじさい園に行く。基幹バスの最寄りは茶屋ヶ坂バス停とネットには書いてあるけど、名駅から基幹バスに乗るなら赤坂町で降りたほうが近い。茶屋ヶ坂で降りると坂というか階段を上ることになるのだ。雨なのでそれは避けたかった。カメラごと転んだら大変!

雨なので使いたかったオールドレンズを諦め、防塵防滴のズームレンズで向かった。重い。あじさいはよく手入れされていて、ちょうどよい咲き加減だった。それぞれに分かれてあじさいを撮り、合流して駅に向かう。茶屋ヶ坂から地下鉄に乗って覚王山に出た。

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覚王山の予約しておいたお店でランチを食べる。上のオムレツを目の前で切ってくれるタイプのオムライスをオーダーした。パッカン系?というらしい。3人とも同じものを頼んだので、シャッターチャンスが3回もあって助かった。お腹が空いていたこともあって、おいしいおいしいと3人とも猛然と食べた。わたしなんて間違えてスープスプーンで食べた。食べにくいけど、中のハンバーグも柔らかくてナツメグが効いていておいしかった。

ランチのあとは揚輝荘へ。ここは松坂屋初代社長の伊藤さんの別邸だったところだ。揚輝荘は暫定公開の時に来た覚えがあるのだけど、ずいぶん時間が経っていたので新鮮な気持ちで見られた。建物のなんとモダンなことでしょう。モダンで、細かなところに仕事が凝らしてあるのに、なぜか妙に落ち着く。写真を撮り、喫茶室でお茶したのだけど、居心地がよすぎて、窓の向こうの緑があまりにもきれいで、ずいぶんと話し込んでしまった。写真を撮ることが好きな女性同士というだけで、人見知りするほうのわたしでもゆっくり楽しく話ができる。うれしい。

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居心地の良い揚輝荘の建物の後は北園のお庭へ。雨だから人が全然いなくて、だからこそしっとりとした雰囲気を楽しむことができた。雨の日にカメラを持ち出すのも悪くない。日泰寺にお参りしてから名駅へ出て解散した。楽しい一日だったな、と家へ帰ると、仕事から帰ったあと低気圧に沈んでいたというつれあいが親子丼を作っていた。昼間のオムライスはオムライスとして、親子丼もおいしく食べた。

 

6/21(日)

午前中、眠くて寝てばかりいる。そりゃ出かけてたら眠くもなる。なんとか気合いを入れて起き上がり支度をする。午後からねじまき句会である。

ねじまき句会で言いたいことがうまくまとめられない場面がしばしばあって、なんでだろうと思ったら、あとで飲もうと思っていた薬を飲み忘れていた。どうりで眠かったわけだ。句会が進むうちにだんだん調子が出てきた気はする。初めて参加された方が句会のスピード感にびっくりしていた。確かにわたしも最初のころはやりとりがぽんぽん進むのでびっくりしてたなぁ。教訓、参加費はちゃんと崩しておくこと。

ねじまきのあと、一部の参加者でお茶してから帰宅する。いっぱい人と話した週末だった。人と会うことで体力は減るけど、エナジーは充電されるなぁと思いながら帰りの地下鉄で一球速報アプリを開くと、ドラゴンズが巨人の大勢投手を打ち崩していた。大勢の投手ではない。ドラゴンズはそのまま勝った。

週日記 2026.6.8-6.14

6/8(月)

わたしの会社では年初にあらかじめ5日間の有休を設定するんだけど、この日はその有休だった。ジブリパーク行きが決まっていたので、そのリカバリー用である。草取りとジブリパークを歩き回った疲れとで激しい筋肉痛。両足のハムストリングスが特に痛い。つれあいを仕事に送り出したあと、午前中の一番遅い時間帯に取った婦人科の予約まで寝る。

支度して婦人科に行き、検診ついでにマイナートラブルも見てもらう。ここ1ヶ月くらい悩んでいた症状があったのだけど、やはり炎症を起こしていたらしい。一度薬を入れれば治るとのことで、もっと早く来ておけばよかったなと悔やんだ。高い場所にある薬局でおできに塗る薬をもらって帰る。

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帰ってからも寝た。寝すぎて夜のお米を研ぐのを忘れたので、夕ごはんは急遽パスタにした。

 

6/9(火)

なんとまだ筋肉痛である。痛すぎてそろりそろりと会社まで歩いた。たくさんの人に抜かされながら歩いた。痛みはQOLを下げると常々思っているけど、激しい痛みを抱えているとその思いを強くする。四十肩と腰のヘルニアで痛み止めを飲んでいるはずなのに、まだ筋肉痛のほうが痛い。よく野球で「ハムストリングスの肉離れ」と聞くけど、この筋肉痛よりもっとひどい痛みなのかと想像するとくらっとする。

帰り道にちょっとしたアクシデントに遭遇し、吐き気が起こってしまう。夜は水菜を敷いたせいろに焼売を並べて蒸したものにした。

 

6/10(水)

やっと筋肉痛が和らいできた、と思ったら左膝が少し痛い。ハムストリングスをかばって歩いたからかもしれない。

歯の食いしばりがひどくなっているのか、側頭部がじんわりと痛む。痛いというかだる重い。最近、あまりにも体調面のマイナートラブルが多すぎるので、手三里と足三里をメインに棒灸をしておく。日ごろからこまめにセルフケアとしてお灸をしておくとよいとわかっているけど、ついさぼってしまう。お灸は身体に入りすぎた力をゆるめてくれるので、メンタル面から身体が過緊張に陥りやすいわたしには合っている。

睡眠導入剤を飲んでもなかなか寝つけなくて、洗濯機待ちをしていたつれあいとだらだら喋っていた。つれあいが洗濯物を部屋干しして、お風呂上がりの牛乳を飲みながら読書して、歯を磨いて、寝室に入ってきてもまだ寝つけず起きていた。普段だと薬が効いて先にこてんと寝てしまうのに。久しぶりにつれあいと手を繋いで寝た。

 

6/11(木)

変な夢で目が覚める。最近、明け方に変な夢を見ては起きることが立て続けに起きていて、それだけ脳内で情報が処理されているのだと思う。

月曜からの筋肉痛はようやくほとんどなくなった。

仕事でどうにもやり取りが成り立たないことがあり、コミュニケーションの難しさに混乱してしまう。会ったことのない人にチャットで誤りを指摘するのはいつでもどきどきしてしまう。

夜は短歌のワークショップ。テーマは音楽用語だった。つれあいが看板を描いていたんだけど、ベートーヴェンが「だで、「第九」を作ったでしょー」という怪しすぎる名古屋弁を喋っていた。つれあいは名古屋の人の文末の「でしょう」の使い方が独特だという。おまけにつれあいがワークショップに出した短歌によって普段のわたしの奇行(?)が知られてしまった。恥ずかしいのだけど事実なので仕方ない。よく「ミュージシャンや歌人と付き合ったらもれなく歌にされる」と言うけど、歌人と歌人のふたり暮らしの我が家ではお互いに歌にしているので何も言えない。恥ずかしいと言いつつも、つれあいから見たわたしを短歌にするとこうなのかなという楽しさがある。

 

6/12(金)

今度あじさいの撮影に行くので、仕事終わりに茶屋ヶ坂公園へロケハンに行く。地名に坂がつくので覚悟はしていたけど、もはや急坂すぎて坂というより階段が出没していた。茶屋ヶ坂公園のあじさい園は静かで穏やかだった。近くに歯医者とフラダンススタジオ併設の建物があって異様に気になってしまった。帰りは基幹バスに乗ってみた。なるほど、こういうルートなのか。

 

6/13(土)

朝は元気にモルック部。暑い。持っていったお茶を飲み、途中でテントを立ててプレイする。この日はポンコツなようでそこそこ頑張ったと思う。人数も増えてとても賑やかだった。

午後からは刈谷市美術館へ。滑り込みで柳原良平展を見に行った。アンクルトリスを生んだクリエイターである。わたしのスーツケースにはフェリーさんふらわあに乗ったときに買った柳原良平さんイラストのステッカーが貼ってあり、その縁もあって見たかったのだ。

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展示を見て、柳原良平さんのマルチクリエイターっぷりにびっくりした。上映されていたアニメの意欲的な表現、切り絵へ書き込まれた線の確かさ、船への惜しみない愛情、そして亡くなる前年まで衰えない創作意欲。個人的にはかつて名古屋港を周遊していた遊覧船金鯱号のイラストにしみじみとした。ショップに柳原さんがイラストを手がけている横濱ハーバーが売られていて、わたしたちも買って帰った。ハーバーが飛ぶように売れていた。

帰る前にコメダでお茶していたら、「インスタ見てると疲れちゃうよね。スレッズいいよ、昔のツイッターみたいで」という会話が聞こえてきた。わたしはスレッズが一番苦手なので、いろんな人がいるなぁと思った。

 

6/14(日)

ぐずぐずと調子が悪い。日曜美術館でアンドリュー・ワイエスを見ながら少し編み物をし、横になってうとうとしていると不安感が強くなって頓服を飲んだ。昼食後も不安感が強く、つれあいがいなくなったらどうしようという妄想に取り憑かれてわんわん泣いてしまった。つれあいは「大丈夫やで」と言いながら背中を撫でてくれた。

あとは野球をぼんやり見たこと、かぎ針編みのビスチェを試しに少し編んでみたことくらいで、だいたいは得体のしれない不安感から逃げるようにうとうとと眠っていた。睡眠外来の先生に「月曜日がつらいので、日曜日はなるべく起きていましょう」と言われたのだけど、まったく守れずうとうとと横になっていた。

夜、義実家からさくらんぼが届いたので、写真を撮ってから食べようとGRⅡを起動したところ絞り羽が開かない。一度ながーい空シャッターを切らないと開かない。絶望的である。GRシリーズは新品も抽選販売だし、そんなお財布の余裕はなく、中古ですらなかなか出回らないくらい高騰している。このまま起きているとうじうじ考えてしまうので、さくらんぼを味わうことに集中し、お風呂に入ってさくっと寝た。

週日記 2026.6.1-6.7

6/1(月)

台風が来るそうだ。明後日の通勤時間帯を直撃しそうなので、上司と話して明日の様子を見て明後日の出勤時間をずらすかどうか決めることにした。

なんだかもんやりどんよりしている。もんやりどんよりと仕事を終えて帰宅し、YouTubeを見ながらピラティスをしても冴えてくる感じがない。いつもなら筋肉目覚めたー!すっきりー!ってなるのに。

鼻血を2回出し、口内炎もできた。粘膜受難の日だ。こういうとき、亡き祖母はいつもチョコラBBを買ってくれて、お守りのように口内炎ができるたびに飲んでいた。ちなみに、今一緒に住んでいるつれあいは、トマトジュースを飲んで口内炎を治すという。滲みるんじゃないのか。滲みるんじゃないのかそれ。

 

6/2(火)

通勤時間帯に大雨が直撃しそうなので、会社のパソコンやらスマホやらアダプターやらを持って帰る。重い。在宅のためとはいえ重い。咄嗟にこれだけの荷物が入るリュックで通勤していてよかった。

ひろこさんからうれしいお誘いの連絡が来る。ひろこさんは短歌の友達でもあるけど写真の友達でもあって、ようやく一緒に撮り歩きできることになって小躍りしそうになった。

肥満外来で最近みぞおちがしくしく痛むと告げたら胃薬を処方された。治療の一環で胃腸に不具合が出ることがあるらしく、おそらくそれじゃないかということだった。なんとかみぞおちの痛みが落ち着いてほしい。

 

6/3(水)

朝の通勤時間帯はちょうど台風による大雨だった。在宅にしておいてよかったなと思いながらパソコンをWi-FiとVPNにつなぐ。無事繋がって一安心。出社しないとできない急ぎの依頼もないので、一日在宅勤務になった。時間があると思って油断すると時間がなくなってあわあわしてしまう。サービス終了してしまった手書き文字入れアプリの代わりにアイビスペイントで写真に文字を入れようと試行錯誤していたら昼休みが溶けた。

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午後からはすっかり晴れた。在宅勤務が終わったあと、片付けて少し散歩に出た。晴れていて気持ちいいけど風が強い。伸びすぎてもっさもさのブロッコリーみたいな髪が容赦なく揺れる。

胃薬の成果が早々に出る。みぞおちがしくしく痛まない!それと同時に、いつもならおなかが空いている時間帯におなかが空かなくなった。もしかして胃の状態が悪くておなかが空いたように感じていたのかもしれない。

 

6/4(木)

パソコン一式を持って出社するのは気を遣う。何かしら忘れ物をしてそうな気がするのだ。しかも東海歌壇の日だから朝日新聞を買っていかなければならない。パソコン一式をリュックに突っ込んで、コンビニで朝日新聞を買ってから出社した。

会社に着いてパソコンを出す。幸い何も忘れ物をしていなかった。安心しているとチームマネージャーに「マウス持ってない?忘れちゃってさー」と訊かれた。わたしじゃない人が忘れ物をするとは。

パソコンを立ち上げているあいだに朝日新聞を確認すると、東海歌壇(荻原裕幸さん選)に短歌が掲載されていた。

曇りとも晴れとも言えない窓外になんにも落ちてきませんように 岡田奈紀佐

仕事が終わり、美容室へ猛ダッシュする。そろそろもっさもさのブロッコリーを切りたいと思いつつ美容室予約サイトを見ていたらこの時間だけが空いていたのだ。わたしが通っている美容室は腕も確かだし、美容師さんがダウナー系で話していて楽なのでお気に入りなのだけど、個人サロンなので予約がとても取りにくい。乗換案内を検索して仕事帰りに行けることを確認し、予約したのがこの日だった。美容師さんにも「ワックスが髪に負けちゃうくらいもさもさになってますね」と言われるくらいのもさもさであった。しかも半年前のパーマがまだくっきり残っているので、よりいっそうブロッコリーとかビッグバードみたいであった。

今回は少し伸ばすことを視野に入れつつ、思い切って別の髪型にした。刈り上げていたツーブロックもいったん伸ばしてみることにした。やりたい髪型が常に安定しないのだけど、ここの美容師さんはいつも「やってみましょう」と応えてくれる。好きなように切ってもらいつつ、わたしの髪型が変化してきたあいだにも、Perfumeの三人は同じ髪型をベースにし続けてきたんだよな、ということを思う。Googleフォトで過去のわたしを遡ると、ヘアドネーション期間も含めてまあ見事に髪型が安定していない。安定しない髪型のまま、ずっとPerfumeを見ていた。コールドスリープに入って、ゆかちゃん(かしゆか)がヘアドネーションしたとき、うれしさと安堵でいっぱいになった。やっとやりたかったヘアドネーションができたね、新しい髪型でこれからの日々を生きていけるんだね、と。ゆかちゃんのインスタに投稿された、セミロングで笑うゆかちゃんは本当に素敵で、コールドスリープしたからこそこのゆかちゃんが見られたんだな、見せてくれてありがとう、というあったかい気持ちが胸に広がってきた。そのことを思い出しながら、シャンプー後のドライヤーを当ててもらっていた。

 

6/5(金)

抽選に外れる。あまりにショックでアウェアファイというメンタルサポートAIに当たり散らしてしまう。AIとメンタルサポートについては思うところがいろいろとあるけれど、他人に言うことが憚られるようなネガティブな内容に関してははけ口として助かっている。だけど、わたしがはけ口にするたびに、どこかでメモリやら電力やらが消費されてるんだよなあ。アウェアファイはその日の朝と夜の心身のモニタリングができたり、思考の癖やストレス反応を教えてくれるので便利。

帰宅してからもごはんを作れずにぼんやりとしていたら、つれあいが「新しくできたラーメン屋さんに行こう」と言って外に連れ出してくれた。外の空気を吸えたことと、あっさりした中華そばが少しわたしを落ち着けてくれた。

 

6/6(土)

朝8時からモルックをやっている広場の草取り。集まったメンバーと黙々と草を取り、はさみで短く切る。1時間の間にずいぶんさっぱりとした。モルック部の時間まで休憩がてら部室(喫茶店)でアイスコーヒーと小倉トーストを食べてモーニング。この日のモルック部のゲームはスカばかりだった。全然当たらない。最後の最後に上がり目のスキットルにきちんと当てることができた。危うく眠れなくなるところだった。

午後、また別の抽選に外れたことを知る。しょんぼりとした気持ちで翌日のジブリパーク行きの準備もしないでぐずぐずと過ごしてしまった。

 

6/7(日)

人生初のジブリパークへ、オトナ写真部camellのメンバーと集まって行く。関東と関西から名古屋に前泊して来てくださったそうでありがたい。ようこそ名古屋へ。

9:00から大倉庫のチケットだったのでうきうきと入場すると、わぁージブリ!という空間が広がっていた。思った以上にジブリで育ってるんだなぁ、ということを実感する。ショップでは派手に買い物をした。してしまった。つれあいには「コクリコ坂から」の測量野帳とパズーのミニバッグ、わたしには「ぽんぽこ」の測量野帳とキキのミニバッグ、あと湯婆婆の指輪と飛行石のしゃぼん玉。ショップの方がショッパーに雨カバーをつけてくれた。

そう、この日は雨。しかも思った以上にしっかりと雨。お昼を食べて魔女の谷に向かうころにはかなりしっかりと雨だった。ハウルの城もずぶ濡れ、カブもいなかった。ヒンのブロンズ像も濡れそぼってしょぼくれていた。つれあいの大きな折りたたみ傘を借りていってよかった。チケットが大さんぽ券プレミアムだったので、園内バスを使いつつ見られる限りのところは見た。ハウルの城の中、オキノ邸、サツキとメイの家、地球堂。ハッター帽子店とグーチョキパン屋にもわりとすんなり入れたのは雨のおかげかもしれない。ただ、オトナ写真部メンバーと行ったのに、みんなカメラをしまいこむしかなかったのが悔やまれる。みんなで「リベンジしましょうね」と言い合う。

ほとんどの方が初めてお会いする方で、初めてのジブリパークで、最初はとにかく緊張していたけど、帰るころには名残惜しくなっていた。勇気を出して行ってよかった。青春の丘の階段を上るとき、昨日の草取りの筋肉痛を感じたけど。

帰るころになって猛烈に低気圧の影響を感じ始めた。つれあいが作ってくれた夕ごはんを食べ、お土産に買ってきたグーチョキパン屋のクイニーアマンを食べた。グーチョキパン屋のパン、他にも買えばよかったな。

週日記 2026.5.25-5.31

5/25(月)

通院のため有休。つれあいがわたしの通院休みに合わせて休みを取っていたのだけど、急遽午前中だけ出勤になった。仕方ないとはいえ寂しい。

昼過ぎに名駅で合流し、ランチタイムを少し過ぎたところでお昼を食べ、ビックカメラに向かった。つれあいにあげたネックバンドタイプのワイヤレスイヤホンがマジで断線する5秒前だったので、今度はつれあい本人がネックバンドタイプのワイヤレスイヤホンを買った。わたしはミニフォトプリンター用の用紙とインクフィルムのセットを買おうとして、数百円値上げされていることにたまげた。たまげたけど買うしかないか、とプリンター用紙を持ったままフロアをうろうろする。お目当てはトイカメラのCamp Snapだ。日本での公式発売前にCamp Snapを知って早半年。今、第n次Camp Snapの波が来ており、地道に情報収集していたのだけど、店頭のモックを見たらどうにもスイッチが入ってしまった。とはいえ気軽に散財できる身ではない。つれあいと相談して、プリンター用紙はいったん買うのをやめ、家のトイカメラを整理することを前提に、ちょうど期間限定ポイントが貯まっていたネット通販で買うことにした。いざポチると急に後悔のような激しい罪悪感に襲われる。「欲しい」という気持ちの外堀を無理やり埋めたような気がして、お金を使ってしまったという感情もあって、届くのが楽しみなのにつらくなってしまった。やっぱり買い物が下手だ。

睡眠外来まで時間が空いたので、納屋橋にできたロイヤルホストに入った。平日午後だからかがらんとしていて、とても落ち着いていた。梅と和三盆のジュースをドリンクバーで飲んでいたらわたしもだんだん落ち着いてきた。つれあいはどうやら短歌をつくっている様子だった。

睡眠外来に行くと、やっぱり短歌や川柳を書いているか聞かれる。最近は少し短歌をつくってます、と話すと先生は「どんどん書きなさい、あなたを助けますから」と言った。そのあと薬を受け取ってメンタルクリニックに向かう。

メンタルクリニックでは新しいカウンセラーさんとの2回目のカウンセリングだったんだけど、どう話せばいいか、どう受け取ればいいか、まだまだ手探りなところがある。診察で「楽しいことのあとに落ち込んでしまい、そんな自分に落ち込む」という話をする。楽しいことっていうのは、気づかないだけで本当は疲れてますからね、と言われて納得した。そうか、楽しいことってそれだけ感情と思考が動いてるから疲れるのか。落ち込むこと自体は避けられないのだけど、必要以上に自分を責めることもないのかもしれない。

ちなみに日曜日にコンビニへ届くはずだったAmazonの荷物はまだ届かず、受け取りを促すリマインドメールだけが届いた。カスタマーサービスへ連絡したら無視していいとのことだったけど、心臓に悪い。

 

5/26(火)

朝、大葉に水をやっていると、この前何枚か摘んで食べたのが嘘みたいにわっさりと葉が生えていた。なんという生命力、もしくは我が家のベランダとの相性の問題なのか。

地道にかぎ針で編んでいた日よけ帽子がとうとう模様編みに入った。頭が大きいので大きなサイズを編んでいたらとても大変なことになってしまった。やっと細編み地獄を脱した。

帰り道、急におなかの具合が悪くなった。完全に失神したことはないけどお手洗いで気が遠くなることがあり、このときもふーっと気が遠くなってしまった。危なかった。暑い外と冷えた乗り物の寒暖差だろうか。

おなかの具合が悪いので鍋にしようと思ったのに、おなかの具合が悪いことを忘れてパンチの効いた鍋にしてしまった。今、「紀伊田辺にしてしまった」と変換された。おなかの具合が悪いことも忘れてもりもり食べてしまう、そんなおいしい鍋だった。

 

5/27(水)

いろんなことを考える一日だった。わたしが粛々と日常生活を送っているのは居心地の悪い方へ悪い方へと進んでいく世の中への抵抗でもあるのだけど、わたしの抵抗はもしかしたら世の中の変化への賛同と受け取られてしまうのかもしれない。そんなのはまっぴらごめんである。

夕ごはんは義実家から届いたにんにくの芽と豚ミンチを鷹の爪やら生姜やらオイスターソースやらと炒めて丼にした。ヨーグルトメーカーで作る温泉卵のコツがようやく摑めたかもしれない。容器に冷蔵庫から出したばかりの卵と、熱湯と水を2:1くらいに混ぜたものを入れて湯煎にし、ヨーグルトメーカーを62℃15分でセットする(10分単位でしかセットできないのでタイマーをかけておく)。卵の殻に白身がへばりつきすぎることなくつるんと落ちる、とろっとした仕上がりになった。

夜、Camp Snapが届いたのでさっそく撮ってみる。画角を摑めてないこともあって、どこにも出せないような生活感しかない写真が撮れた。

スクリーンレスなので驚くほど軽い。持ち歩きが苦にならない軽さとスリムさだ。

 

5/28(木)

Camp Snapがあると通勤すら楽しくなる。正確に言うと、通勤は嫌だけど何かが撮れるかもしれないという期待感がある。工事現場入り口のマークを撮っていたら、毎朝挨拶をしてくれる交通整理のおじさんが「いいの撮れました?」と話しかけてくれた。

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帰り道、突然「どうか、せめてわたしだけはわたしを必要としていないとなあ」と突然思った。思ったら少し泣きそうになった。

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夜はオンラインワークショップに出る予定だったけど、帰ってきたつれあいがだるいという。微熱があったので軽い熱中症かもしれない。オンラインワークショップはアーカイブにして、早めに寝ることにした。

ドラゴンズはなんと交流戦首位である。いい響きだ。

 

5/29(金)

この日もCamp Snapを持って仕事に行く。わたしは面談でも診察でも「通勤が苦痛です」と話すくらい通勤が苦痛で、それをどうにかするために安住紳一郎の日曜天国のポッドキャストを聴きながら通勤しているのだけど、Camp Snapは日曜天国への強力な援軍になってくれそうだ。

夜は大曽根の喫茶はじまりさんで第2回オタマトーン楽団に参加する。オタマトーンが好きな人や、常連客でオタマトーンを買った人が集まっている。わたしは家にあるオタマトーンneoを持って行った。買ったもののたまにぷぇーぷぇー鳴らしては満足していたやつだ。

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オタマトーン楽団に参加してびっくり、わたしが相対音感で聴き取ってマステに書いていた音階はキーが違っていたのだった。一番上がドではなかった。なんてことでソラシド。とにかく、今までより触る機会を増やして相対音感を鍛えようと思った。

 

5/30(土)

午前中はモルック部の活動へ。また喫茶はじまりさんに行く。この日は信じられないくらいスカばかりだった。当たらなさすぎて消えてしまいたい逃亡したいくらいであった。申し訳ない。

そのままスーパーへ行って米などを買って帰る。初めてのり弁を食べたかもしれない。

午後は眼科へコンタクトの検診に行く。コンタクトが昼過ぎになると曇りやすいと言ったら「今の酸素透過性ハードコンタクトはザルみたいなもので汚れがつきやすいんです」と説明された。プロージェントなるケア用品を買って帰る。ずっとブロージェントだと思ってたけど、タンパク質汚れなのだからプロテインからのプロージェントになるのか。

検診の帰り道、つれあいと翌日の予定に行き違いが生じる。普段はTimeTreeというカレンダー共有アプリを使っているんだけど、つれあいはTimeTreeに予定を入れておらず、口頭で伝えただけだった。しかも睡眠導入剤を飲んだあとのわたしに伝えただけだったので、わたしはすっかり忘れてしまった。仮の予定でもTimeTreeに入れるようお互い取り決めをした。

 

5/31(日)

夢を見た。つれあいに隠れて一口サイズのカツサンドを食べる夢だった。あと一切れ食べたら完食というところで、どうしてもつれあいがこちらを気にしてしまい、カツサンドを食べきれない。あと一切れ、あと一切れなんだけど……!と思っているうちに目が覚めた。そんなにカツサンドを食べたかったのか、おいしいけどねカツサンド。

のそのそと起きてパソコン作業をし、お昼ごはんを食べ、テレビで野球を見ながら編みかけの日よけ帽子を編む。帽子はすっかり編み上がり、今日の先発の宏斗くんは無期限二軍降格が決まった。宏斗くんは応援している選手の一人なんだけど、今年は本当にどうしちゃったのさとしか言えないピッチングをしている。少しずつ取り戻していけるといいのだけど。

編み上げた帽子を水通ししているとなんだかだるくなってきて、横になってうとうとしていた。夕ごはんを作って、昼間のアタック25の野球解説者スペシャルの録画を見てけらけら笑い、急にだるくなって横になる。本当は本を読みたいのに起きられなくて、起きられない自分が嫌になってしまった。横になったままで先日のZINEフェスで購入したなべわたさんの『私の家では餅が残らない』を読んだ。とてもおもしろくてあっという間に読んだ。わたしもこういう日記本を書けたら、と少しだけ思う。わたしの日記は軸がぶれっぶれなのだけど、なべわたさんの日記のような、はっきりと軸がある人の日記はやっぱり読みやすいなあ。

なべわたさんのブログはこちら。

nabewata-uminapo.hatenablog.com

 

週日記 2026.5.18-5.24

5/18(月)

有休を取っていた。のんびり過ごそうと思って起きたところ首に激痛が走る。いいことは長く続かないとは言うけど、こんなにひどく寝違える必要もなかった。

楽しいことのあと特有の落ち込みに襲われて、半泣きになりながら寝て過ごした。楽しいことがあるとだいたいそのあとに反動が来てしまう。最近は安定しているから大丈夫だと思っていたけど、今回も来てしまった。落ち込みが来てしまったことに落ち込む。毎回、わたしなんかが楽しんでしまったバチが当たったんだと思う。バチではなく心の動きでしかないんだけど、自分を責めることに関しては根拠が薄弱でもいくらでも責めてしまう。自分を褒めるにはかなりの根拠が必要なのに。だいぶよくなってきたと思ってたけど、それでもまだわたしはわたし自身をどこかで赦していないのだ。

 

5/19(火)

首を寝違えていても落ち込んでいてもこの日から仕事。ちんたらと仕事の準備をして家を出たらいつもの地下鉄より1本遅くなってしまった。

帰りに肥満外来に行く。つれあいは本当に細くてわたしの半分くらいしか体重がないんじゃないかというくらい細く(わたしより背は高い)、「わたしは体重落とさなきゃいけないのに夫は体重を増やさなきゃいけなくて途方に暮れているんです」と診察室で少し泣いてしまった。批評会のとき、つれあいが細い細いと言われていたことがずっと引っかかっていたのだ。肥満外来の主治医は過去のつれあいの体型の推移やつれあいの家族の体型を聞いて、「もしかしたら太れない体質の可能性があるので、気に病まずに自分の体重を落としていきましょう」と言われた。なんで太れない体質と病的な肥満が結婚したのか、これも結婚の不思議というやつなんだろうか。つれあいのおなかを触るとあまりに平らかでびっくりするのだけど、つれあいはつれあいでわたしのおなかをよくもちもちと撫でている。自分の体型とかけ離れてるからおもしろいんだろうか。

帰り道、あんまり暑くて自販機を見たらアクエリアススパークリングの缶を見つけた。数年わたしのツイッターを見ている人は知っていると思うけど、わたしは夏になるとアクエリアススパークリングを飲む習性がある。この日から今年の夏のアクエリアススパークリングを始めた。

あらかじめ試運転しておいたエアコンも始めた。

 

5/20(水)

雨が降るかもと言われて日傘ではなく長傘で出かけたけど、結果的に日傘でよかった。薄曇りとはいえまぶしくて暑かった。

仕事帰りにスポーツ用品店に行き、値段と履き心地の釣り合いの取れるサンダルを買った。サンダル、よくおすすめされているものはどれもわたしからするととても高価に感じてしまう。それはシーズン物だからということもあるし、服や靴やバッグにお金をかけないことが美徳とされる家に育ったからかもしれない。サンダルを買った帰り道、「サンダル買っちゃったな……」という感情でそわそわして落ち着かなかった。世の中でおすすめされているサンダルよりうんと安いサンダルを買ったにも関わらず、わたしの予定よりは少し高くて、罪悪感のような感情があった。買い物の仕方って、どうやって身につけるんだろう。多少値が張っても、自分に合うものをきちんと選べるひとを羨ましいと思う。

そんなことをぶつぶつ考えつつ、週刊ベースボールを買って帰った。マスコット特集号は欠かさず買うようにしている。つば九郎の活動再開に合わせて発売されるところがマスコット好きには心憎い。

 

5/21(木)

久しぶりにcharmeraを引っ張り出して持っていく。charmeraは白飛びしまくるので曇りや雨くらいがちょうどいいんじゃないかと思っている。

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気圧が不安定で、帰りに激しい頭痛に襲われ頭痛薬を飲んだ。つれあいも気圧の不安定さに振り回されたようで、やたらと眠そうだった。

今、かぎ針で編んでいる日よけ帽子のゲージがどうもきつい気がしている。もともとかぎ針はきつ手なんだけど、大きめサイズだから大丈夫だろうと油断していたらどうもゲージが出ていない。ある程度編んでみたらなんとかなるかも、という淡い期待を抱きながら編んでいる。無理なら全部ほどいて針を1号上げなきゃ。

 

5/22(金)

仕事のあと、お試しでモルック部の夜練をやってみる。ちょうどモルック部の活動している広場だけ街灯がなくて、終盤はライトで照らしながらのゲームになった。

夜練をほどほどに切り上げて、メンバーの妹さんがやっている居酒屋で飲む。思えば個人経営の居酒屋で飲むのなんて10年ぶりくらいかもしれない。家から2駅のところにこんな居酒屋があることも知らなかった。モルック部に入らなかったら出会うことのなかったひとたちと膝を並べて飲んで、けらけら笑って、とても不思議で愉快な夜だった。今のわたしにとって、モルック部は間違いなくサードプレイスになっている。年齢も性別も職業も経歴も出身地もばらばらで、でも土曜日になれば集まってモルックをしている。不思議で、とても愉快な場所だ。

 

5/23(土)

山形の義実家が借りている家庭菜園にクマが出たらしい。足跡があったそうだ。サイズ比較用にミンティアブリーズを置いた写真が送られてきた。心配である。

この日は正規のモルック部の練習会。昨日からなかなか遠投が決まらないのだけど、四十肩のせいもあるのかもしれない。四十肩のせいにしているのかもしれない。

午後から映画を観に行った。Perfumeの「コールドスリープ」だ。15年以上ファンクラブに入っていて、ずっとPerfumeを見てきた。覚悟しすぎないように、という気持ちで観に行ったんだけど、ぽろぽろ泣いてしまった。今まで見せてこなかった部分を目の当たりにしながら、改めてコールドスリープの重みを実感した。変な話なんだけど、(おそらくは同じ質問に対しての)三人の回答が微妙に異なっていて、そこに安心した。まったく一致してなくてよかったと思った。うまく言えないんだけど、三人がそれぞれの考えや思いを持ち寄って成り立っていたんだな、って思えた。どうか今、走り続けてきた三人が、Perfumeではない人生を楽しんでくれていますように。

映画のあと、新守山の草叢書店に行った。くさむらZINEというイベントに出していた作品集の精算に行ったのだ。「あまり売り上げを出せなくて申し訳ありません」と言われたけど、わたしの想定よりは全然売れていて、フェアの機会をいただけてありがたい気持ちと、ここで買ってくださった方へのありがたい気持ちとがあった。またイベントをやるのであれば、popをちゃんと用意していきたいなと思った。

 

5/24(日)

朝、つれあいがヨーグルトに砂糖と間違えて塩をかけて食べていた。砂糖のケースではなく塩のケースが置いてあったのだ。砂糖のケースと塩のケースは色もサイズも違うし、天面に「SALT」「sugar」とシールを貼ってある。それでもつれあいはたびたび間違える。お茶をたくさん飲ませた。

義実家の家庭菜園には「熊出没注意」ののぼりが立てられたようだ。義母から続報があった。

今度ジブリパークへ行くので、予習に「ハウルの動く城」をレンタルして観ていた。記憶がおぼろげなところがあったのだけど、確認しておけてよかった。かぎ針で帽子を編みながら観ていたけど、だんだん手が止まっていき、最後は見入っていた。帽子はゲージがなんとか合いそうだった。

少し昼寝してから野球を見て、コンビニ受け取りにしていたAmazonが届いたというメールが来たのでコンビニに向かう。しかしコンビニに届いていない。受け取りバーコードの表示もできない。誤報だったらしい。カスタマーサービスとチャットしたところ、お詫びにプロモコードを発行するとのことだったけど、プロモコードも届いていない。もちろん商品も届いていない。会社の福利厚生でのAmazon商品券なので、Amazonを使わないわけにもいかず途方に暮れている。

コンビニから帰ってからまた寝た。夕ごはんを食べてからもまた寝た。ふとつれあいの顔を見ると顔色が悪い。なんでこんな顔色悪いんだ?ああ朝に塩を食べたからか、と思ったら笑いが止まらなくなってしまった。何かと心配ではあるのだけど、つい笑ってしまった。ごめんね。

ビシエドが引退するという。あまりにも突然のことで、実感がない。

そしでなんとまだ寝違えたままである。

週日記 2026.5.11-5.17

5/11(月)

旧ツイッターには「朝活書写のお題」というアカウントがあって、毎朝青空文庫から100字以内の文章を書写のお題としてツイートしている。去年の夏、義姉にガラスペンを譲り受けてから朝活書写を朝のルーティンにしていたのだけど、このたび2冊目のノートを書き終えた。満足感でいっぱいだ。ほぼ平日毎朝書き続けてきたけど、単純に文字を書くことが楽しくて続けてきた。次のノートはもう買ってあるので、もちろん明日からも朝活書写は続く。

更新を溜めていたインスタの写真アカウントのうち、おやまだ文化の森のぶんを更新した。今年の写真と3年前の写真を載せた。データはフィルムやプリントと違っていつまで残るかわからないけど、できれば残り続けてほしいと思いながら載せた。

つれあいの帰宅も早かったので(なにしろピラティスをしていたら帰ってきたので少し気まずかった)、さくっと夕ごはんを作ってさくっと食べた。NHKの「まるっと!」を見ながらごはんを食べていたら、わたしが前にマルシェで寄せ植えのサボテンを作ったお店が出てきた。わたしの管理が悪いせいでサボテンはすっかり徒長してしまっていて、白桃扇はともかくハオルチア(推定)はどうしたものかと悩ましく思っている。

食後は時間があったので、本を読み短歌をつくったりした。立ち止まりながら半年ほどかけてゆっくり読んでいた魚村晋太郎さんの『新装版 銀耳』を読み終えた。

 

5/12(火)

室内の窓越しに置いておいたサボテンは徒長しまくっているけど(窓越しがだめなのか)、ベランダの半日陰に置いてある大葉はとにかく元気。毎朝水をやっているけど、見るたびに葉が増えている。元気に柔らかく育ってほしい。

やっと先延ばしにしていた整形外科に行った。腰のヘルニアと四十肩がつらかったのだ。腰にブロック注射を打ってもらい、痛み止めと湿布を処方してもらう。こうして湿布くさいおばさんは生まれていくのだろう。40年も身体を使えば、まあ、多少はがたが出てくる。身体が一番元気な20代を抑うつに沈んで棒に振っているので、20代の身体で今のメンタルだったらもっと強くパワフルに生きられただろうな、とときどき思ってしまう。それは今だから言えることだともわかっている。明日も見えなくて生き延びることに必死だった20代のわたしに、「その身体を貸してよ」とは言えないなあ、と思うのだ。

 

5/13(水)

大曽根のさくらギャラリーへOZONE ZINEの納品に行く。わたしの作品集『まぼろしスイマー』とつれあいの野球短歌ZINE『31フィートライン』を置いてもらうのだ。ギャラリーには宅配便も含めてたくさんZINEが納品されていて、見ているだけでもわくわくした。手製本のZINEが多そうなのが印象的だった。

ギャラリーからの帰り道、突然雷が鳴り始め激しく雨が降ってきた。日傘しかないのでやむなくマクドナルドで雨宿りしていたら、つれあいから「洗濯物しまってください」というLINEが来る。今すごい雨なんだけど、と思いつつ店を出てどうにか家に向かう。我が家のベランダは物干し竿が2本あるのだけど、外側にバスタオルとワイドパンツを干していたおかげで雷雨をガードしてくれた。バスタオル2枚とワイドパンツが洗い直しになっただけで済んだ。

夜はcamellのライティングのオンラインワークショップ。ライティングの方法を学ぶのは楽しい。日記と違って、考えて書くことの楽しさがある。

 

5/14(木)

わたしの朝活書写を楽しみに見ていますと伝えてくださる方がいた。自己満足と言いつつ誰かに見てほしくてSNSに載せていた平日ルーティンだったんだけど、見ていてくださる方がいることがとてもうれしい。わたしは誰かに見つけてほしくてしかたないのだ。

仕事のあと、短歌のワークショップ。今回の会場は栄ではなく鶴舞の公会堂の会議室。久しぶりに公会堂に入ったけど、あまりにも建物が素敵でうっとりしてしまった。ワークショップ開始前や休憩中にひろこさんが写真を撮っているのを見て、わたしも撮るべきだったなと後悔する。

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ただ、公会堂はあまりにもよく声が響きすぎて、途中自分の落としたシャープペンの音にびっくりして自分で声を上げてしまうほどだった。お茶菓子(というにはあまりにも大量のお茶菓子)を食べるときの包装を破る音なんかも響きまくるので、次はまた栄に戻ろうかな、などと話をした。

声は響きまくるけど、夜の公会堂はとってもきれいだった。

 

5/15(金)

ここのところ、急に暑くてへろへろしている割には比較的メンタルが安定している。精神的および肉体的な疲れに対して、ピラティスやストレッチなどの動的な解消を図っているからかもしれない。モルックもだけど、40を越えてから自分に体を動かす習慣がつくとは。油断するとすぐ考えすぎて呼吸が浅くなってしまうので、体を動かして深く呼吸をすることはバランスを取ることにつながっているのかもしれない。

夜はオンラインでcamellの写真鑑賞会。何人かのメンバーが提出してプリントしてもらった写真を見ていたんだけど、「どうやって撮ったんだろう……!」という写真もあったり、「うわぁいい画角……!」という写真もあったり、とにかく見ていて楽しかった。シャドウがバリバリに効いた写真を出しているのはわたしだけだったんだけど、それはそれでメリハリがあって楽しかった。「飾るためのフレームとマット迷ってるんですよね」と言ったら似合いそうな色のフレームとマットを提案してもらい、今度それを参考に世界堂へ行こうと思っている。人の写真をじっくり見るのって楽しい。わたしはわたしの目しか持ちえないから、他のひとの目がどう見ているのかを見られるのはおもしろい。

 

5/16(土)

午前中はモルック部の活動。ぜんぜん遠投が決まらない日だった。整形外科に行って四十肩も診てもらったのに、と思ったけど朝の湿布を忘れたからかもしれない。モルック部は新しい方も増えて楽しく賑やか。家と職場以外のサードプレイスがほしいという気持ちもあって入ったモルック部だけど、「ここはここで居場所だなあ」と思える。そういう居場所として続けていきたい。

モルック棒をかばんの中に持ったまま、吹上でやっているZINEフェスに行く。わたしが出店した去年夏より大いに賑わっていて、通りづらい道もあったりして、人に酔うんじゃないかと思うほどだった。知人のブースで友人の桂さんが来ていることを知り、桂さんを探そうとしていたら友人のいらつめさんを見つけた。「いらつめさぁー…ん」と少し怖い声のかけ方をしてしまった。いらつめさんは最初わたしが出店していると思って来てくれたそう。本当にありがたい。

いらつめさんと一緒にじゃこさんのブースを探そうとしていたら、今度は「なぎちゃん!」と桂さんが現れた。会えてよかった。二人して桂さんを探していたら桂さんから現れてくれた。こうしてばったり人に会うのは楽しい。ZINEフェスくらいの規模だからできるんだろうな。

桂さんにじゃこさんのブースを教えてもらい、じゃこさんのブースでビカビカの鯖のステッカーや本を買った。つれあいである天野うずめから預かっていた野球と短歌のZINE『31フィートライン』も渡してきた。じゃこさんのブースは名古屋でも大人気で、じゃこさんもじゃこさんが作るZINEもすごいなぁ、としみじみしていた。わたしもなにか楽しいZINEを作りたくなる。

昨年度、「中区まちの記憶プロジェクト」に参加してエッセイを書いたのだけど、同じプロジェクトに参加された方も何人かブースを出されていたので、そこにも行った。プチ同窓会みたいで楽しかった。最初普通にお買い物していたら「中区のプロジェクトにいらっしゃいましたよね……?」とお声がけいただいてびっくりする場面もあった。わたしはつねづね大きすぎる体格の割には存在感がなさすぎると思っているのだけど、こうして覚えていてお声がけしてもらえたことがうれしい。中区まちの記憶プロジェクトは本当に楽しくて、まる一日のワークショップと希望者だけのお披露目会でしかメンバーに会っていないんだけど、なんだか不思議なつながりのようなものが心にあって、また集まれたらなあって思ったりもする。わたしが書く上で、あのプロジェクトは今もずっと残り続けている。

いらつめさんと少し人の少ないところでお話ししてから、家の方面が一緒なので二人で帰った。次にいらつめさんに会えるのは涼しくなったらかな、二人とも編み物をするので次は編み物しながらだらだらおしゃべりしたい。

夜は翌日の橿原行きの支度をした。本とカメラでかばんが重い。

 

5/17(日)

朝7時前に家を出て、名駅で近鉄特急アーバンライナーに乗り換える。この日はたたさんこと三潴忠典さんの『曲がらなければ伊勢まで行ける』歌集批評会が午後から奈良県橿原市で行われるので、午前中は大和八木周辺を散策しつつ写真を撮ろうと早めに出たのだ。今井町という古くからの街並みが残る場所があり、そこへ行きたいと思ったのだ。

今井町に着いてみると、市ののぼり旗や案内所のテントが立っている。なんと、一年に一度のお祭りの日を引き当ててしまった。ここで撮ろうと思っていたプランは変更になった。下調べはしていたのだけど、当日のことに関してはあまりにも無策になった。祭りに来た観光客に混ざるように写真を撮っていたけど、うまく進めない。人のいない道いない道を歩いて、気になるものがあれば撮って、という過ごし方になった。暑さと人の多さで少しくらくらしていた。歩いている間に、何度か茶行列に遭遇した。行く先行く先で遭遇したのでおもしろかった。

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混む前にランチを食べ、会場の橿原市役所分庁舎まで歩く。展望台で時間を潰していたら、歌人らしき人を何人か見かけた。わたしのことを覚えていて、挨拶してくださった方もいてうれしい。飛鳥三山の見える気持ちのいい展望台だった。

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時間になり、受付を済ませて会場へ。たたさんにお子さんの誕生祝いを渡したり(歌集のお祝いも渡すべきであった)、ずっとお会いしたかった方や懐かしい方とご挨拶していたらあっという間に開始時間になった。批評会はパネルディスカッションも会場発言もとてもおもしろくて、メモを取る手がずっと止まらなかった。批評会に出た経験はそんなに多くないけど、内容や文体にしっかり言及しつつもどこかあたたかい、よかったなぁとしみじみ思える批評会だった。

これは旧ツイッターにも書いたのだけど、パネルや会場発言を聞きながら、『伊勢』が「短歌史に燦然と輝く公務員歌集(北山あさひさん)」であるためには、パネルや会場発言で言及されていた省略と圧縮によって生まれる想像の余白だけでなく、詠む題材の選択への気配りもあると思った。クリップや輪ゴムや紙コップといった身近な題材の歌を挟み込むことで、普段見えそうで見えない公務員という仕事をこちらに引き寄せることができる。短歌に何を書くかという選択に、この歌集の作者像が見えてくるのではないかと思った。

たたさんはつれあいの旧い友人で、わたしとも繋がりがあるのだけど、本当に優しくておもしろくてずっと話を聞いていたくなるような方だ。そんなたたさんの歌集批評会が橿原の地で行われたこと、そこに多くの方が集まったことがわたしもうれしかった。本当によかったね、としみじみしながら、懇親会を失礼して駅に向かう。駅前の洋食屋でパフェやみつ豆などをつつきつつ近鉄特急チケットレス購入サイトを覗くと、直近のひのとりは完売だった。1本後のアーバンライナーの席を買う。疲れていたのでデラックスシートにしてしまった。

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キッチンをあとにして駅へ行くと、名古屋組の歌人たちに会った。特急までの時間を潰しつつゆるゆるとおしゃべりする。リツコさんだけ1本前のひのとりで、ティさんと晴美さんはわたしたちと同じアーバンライナーだった。大和八木でお土産を買うところを探してみたけど見当たらず、上のホームのファミマの中にお土産もあった。サナエまんじゅうもあった。そういえば奈良だった。買い物を済ませてひのとりを見送り、それぞれの車両に分かれて帰った。

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アーバンライナーのデラックスシートのドリンクホルダーにはちょうど『曲がらなければ伊勢まで行ける』が収まることがわかった。デラックスは乗り心地がよくてほとんど揺れなかった。寝ようと思っていたのに頭が動いて止まらなくなっていて、ねじまき句会の選をしたあと、持ってきた本を黙々と読んでしまった。心地よい疲れを感じつつも、とてもいい一日だった。